農園案内

場所

 武藤農園のある茂木町は、栃木県南東部に位置する人口1万人ほどの町です。モータースポーツで有名な「モビリティリゾートもてぎ」や鮎つりの名所である那珂川などで知られています。となりは益子焼で有名な益子町、すぐ南は茨城県笠間市になります。周囲を山に囲まれ、里山風景がひろがる自然豊かな所です。その茂木町の中心部よりやや南よりの飯(いい)という集落で暮らしています。

農法

 安全でおいしい野菜をつくるために、農薬や化学肥料は一切使わずに堆肥などの有機肥料で育てています。また有機肥料も、できるだけ良質で安全なものを使用するよう心がけています。輪作体系を取りながら、少量多品目(年間50種類以上)の野菜を栽培。自然の生態系を重視した、できるだけ環境に負荷をかけない農業に取り組んでいます。

 現在14箇所の畑(合計約110アール)を借りています。傾斜地の多い中山間地のため、小さい畑が点在しています。自然豊かで野鳥が多く、よく畑でバードウォッチングをしています。


作り手紹介

 武藤俊郎(むとうとしろう)。東京都狛江市生まれ。趣味は登山(農家になってからは全く行けてませんが…)、野鳥観察(日本野鳥の会栃木県支部会員)、ヘタなギターと歌。2007年1月までは、東京でサラリーマンをしていました。ゆくゆくは自然豊かな場所で暮らしたい、農業をやりたいと考えるようになり、働きながら有機農業の勉強をしていました。6年間さんざん悩んだ末、自分のやりたいことを職業にして打ち込みたいという思いが強くなり、ついに退職。2007年4月より有機農業のメッカ茨城県石岡市(旧八郷町)にて部屋と田畑を借り、有機農業の修行を開始。その後栃木県茂木町に移り、2008年7月より武藤農園を始めました。農業の厳しさや辛さを感じる事も多々ありますが、豊かな自然に包まれて生きることに喜びを感じながら、日々ささやかに暮らしています。